坂井市三国町の石仏巡り

1.龍谷寺 坂井市三国町滝谷1-7

  福井駅からえちぜん鉄道三国芦原線で三国駅下車西へ約500m。南北朝時代の永和元年(1373)睿憲上人によって開山。中世には朝倉氏、柴田勝家など歴代藩主の祈願所として帰依と保護をうける。庭園は日本名勝庭園に指定されている。参道入口に倶利伽羅竜王と不動明王坐像が立っている。庭園には火袋に四天王が彫られた燈籠が目に付く。右にある開山堂には供養塔と壁面に十三仏が彫られている。そして堂を取り囲むように四十九院の石柵がある。周辺には変形五輪塔、宝篋印塔などがある。

 


2.西光寺 坂井市三国町南本町2-4

 三国駅の南東には寺町のようにお寺がたくさんある。西光寺は寛永5年鎌倉光明寺三十世虎角隋流が開山。観音堂の聖観音は市指定文化財。堂内の黒光りした大きな阿弥陀坐像は圧倒的な存在感を見せている。境内にはブロックで囲まれた覆堂に六地蔵をはじめ大小各種の石仏が並んでいる。頂部に天蓋のような飾りを施した阿弥陀と地蔵は蓮弁台座も美しいバランスのとれた石仏である。

 

 

 


3.観音地蔵堂 坂井市三国町南本町1-3

 公園の近くの路傍に長い覆屋を巡らして西国三十三観音が順番に並んでいる。舟型光背だが立像と坐像が混在している。像高1m近くある大型で、彫刻も精緻で見栄えがする。地元の寄進者名がある。

 


4.性海寺 坂井市三国町南本町4-4

 開山宗信上人が延文元年(1356)宿浦に創建。二世空信上人のときこの地に移った。越前国主朝倉氏、福井藩主代々の祈祷所として崇められる。境内には舟型六地蔵立像、善光寺三尊、万治元年の阿弥陀坐像などがる。

墓地奥に石廟のなかに越前文様と五輪塔があり、慶長十年(1605)の銘が見える。

 

 

5.妙海寺 坂井市三国町山王2-5

 

 石仏は少ないが、この千手観音は折損したものを補修されている。大きく体と千手のバランスが悪いが長い錫杖と鉾のようなものを持っているのが面白い。